今回の新型コロナのワクチンについて筆者も知りたかったので
厚労省のHPを見たところ、しっかりと詳細がというか
国民から出てきそうな「質問」に対する「”答えのようなもの”」がちゃんと記載されてました。
厚労省のHPを見て思った感想をつらつら述べていきたいと思います。
今回のワクチンと従来のワクチンの違い!?
ここが今回のワクチンの最大にして最難関の問題ではないでしょうか?
いろいろな意味で。
簡単に違いを言うと
今までのワクチン・・ワクチンを弱毒にしたやつか不活化したやつ
今回のワクチン・・人の身体ウイルス”のようなもの”を作らせるやつ
たぶんこれで大枠は説明出来ていると思います。
インフルエンザなどの既存のワクチンはいわゆる「ワクチンそのもの」を
身体にいれるので、その後の身体の免疫反応により
身体に抗体がない場合に抗体を作り出してある「一定期間の臨戦態勢」に
入ります。
これによって重篤化しにくいとか、かかりにくいとか言われるんですが。。。ねえ
今回の新型コロナワクチンについては人史上初の試みをしているワクチンなんですね。
設計図を打ち込む遺伝子ワクチンなんです。
どういうことかと言うと、宇宙人との戦争に例えましょう。
遺伝子ワクチンとは
地球が宇宙人にたびたび襲われているとします。
地球人はたびたび受ける攻撃の型を覚え、それに対抗する武器を作ります。
たまに違う機体や攻撃をされる型が違うことがあり大変なことになったり
地球人を侵食して乗っ取り、地球人同士を敵だと勘違いさせて
宇宙人に対抗する機能を機能不全に陥れる宇宙人もいます。
その場合は、はい終了します。
そういうのを経て地球人は生き残ってきました。
例外はありますが、既存の宇宙人へ対抗する武器の準備は地球人は出来ています。
で
今回のは、地球人が宇宙人を作ろうと言ってます。
(ほんと、間違ってたらすみません)
宇宙人の設計図もってまっせと。なら作りましょう。
なんなら宇宙人作ってしまって危なくならないように、我々にとって致命的になる
ような攻撃的な部分に”なりそうな”ところを省いて宇宙人を作ろう!
そうしたて宇宙人っぽいやつを作って、そいつに備えれば万事OKや!
ということの違いです。
大した違いでないような気がしてきますが
宇宙人をウイルスを例えるとして
既存ワクチン:弱い宇宙人を身体にいれる
今回のワクチン:宇宙人の設計図を身体にいれて宇宙人っぽいやつを身体に作らせる
その後の身体の免疫機構は一緒です。
免疫も面白いのでまた別で書きます。
今回のワクチンは新型コロナの毒性が高いところのm-RNAの情報部分を抜き取って
身体に打ち込みます。
なので身体は「あ、設計図きた。作らないと」となって作ったら
今度は免疫が「あ、ん?あれ?知らんやつや。おーい!急いで抗体作って攻撃や!」
という流れを身体で行わせるということです。
身体で一回ウイルスのようなタンパク質を作らせるというのが今回初の試みなんですね。
じゃあこの新しい試みに関して危惧されるのはやはり安全性ですよね。
新しいワクチンの安全性は?
厚労省も「副反応については国内外の臨床試験でどのようなものが起こるか確認されているところ」
と言っておりますので。今は早急にワクチンをトライしていくことを重点において
全世界の人々で臨床をとっていくということだと思われます。
逆に言うと安全性が明確に確立されるのは臨床ベースだともっと先ということになると
予想されます。
それと今回のワクチンを摂取することで将来、我々人体の異変や子供への影響などの
説明が載ってましたが、それも全部説明すると大変なので端折りますが
m-RNAワクチンは科学的な理論を元にした知見では、人体の異変に影響することは
考えられないといってますが、臨床試験の結果を評価しながら審査を行っていくという旨が
記載されています。
又アナフィラキシーについても記載がりますのでこの安全性の部分は
しっかりと読んでおく必要があるのかもしれませんね。
ここについての見解は敢えて申し上げません。(なんとなく
新しいワクチンの効果は?
厚労省のページでは開発中のワクチンを摂取した方はしていない人よりもかかりにくいと
いう結果又は中間発表が・・という旨を記載しておりますが
一方で効果持続時間については分からないということです。
じゃあどうするよ・・・
皆さんどうするのか気になりますが、いち早く打ちたい人もいたり
そうでない人もいたりです。
日本人はそもそもワクチン嫌いな側面もありますから、特に慎重なのでしょうね。
最難関中の最難関である安全性は人種などや既往歴や現在の状態によっても違うでしょうから
ここが臨床ベースでも高い可能性が出てくれば良いですね。
もし新型ワクチンが全世界的に成功すれば
今後はこのワクチンが主流になるということは誰もが想定できること
なのかもしれません。